決算特別委員会2日目・(雑感)2010年9月27日
内容
決算特別委員会の2日目となりました。決算特別委員会は議長の立場で出席するので、オブザーバー扱いとなって発言することができません。決算の審議は次年度の予算に反映されることですから、非常に重要なことです。各委員の議員さんから多くの質疑があり、21年度決算が審議されています。
(雑感)
尖閣諸島の衝突事件は、毒入り餃子事件のような、訳のわからないあいまいな決着をするのかと想像して、今後の外交の行く末を注視しておりました。しかし、突然の船長釈放のニュースを聞いて、驚愕しこのまま民主党政権では、沿海の無人島の多くは、他国の領土になってしまうような危機感を感じました。そして、その後しばらくして私は何か怒りというか、心の中にモヤモヤするような気持ちになっています。日本人としてのアイデンティやプライドを砕かれたような気持といってもいいかもしれません。沖縄の普天間問題に続き今回の事件、あまりにもお粗末な結果で、本当に我々の国をこの政府に任せていていいのか不安でなりません。多くの方が同じように感じていることと思います。
また、鉱物資源を輸入に依存している我が国が、こんなにももろいものなのかとも実感しました。資源を輸入に頼る国は、手も足も口も出せないのでしょうか。その上食料の自給率も40パーセント国では、兵糧攻めにあうこともありえるな。首を絞められているようなものではないか、この事件をきっかけに、日本の今後は、もっと悪い状況になっていくものと感じます。
私たちの箱根は当然、海外からの観光客を誘致する観光地なので、場所によっては中国人観光に関する影響が出てくるものと想像します。しかし、冷え込んだ日中関係がしばらくは続くと思いますが、いずれは観光も回復し中国人観光客も回復するでしょう。観光を考えると拒否することはできませんので、その時には、我々も中国にに対する認識を私たちももっと勉強して、付き合い方を考えなければなりません。
今回の事件を通してそれ以上に私は、自分自身に対して、日本国に生きる日本人としてのあり方や生き方を、もう一度見つめなおしていきたいと強く感じています。そうした気持ちを持って今後の町政につなげていきます。
また、この事態は、明らかにされていない事実がまだあると思われますので、これからも日本の政府の動きや野党の国会での追及など関心を持って見つめていきます。
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